7月7日に、長谷川仁美さんの中国の現代美術に関する研究発表をしていただきました。発表タイトルは、「“中国現代美術と変化し続ける体制との関係 −2000年の上海でのファックオフ展を中心に”」です。
開放政策以降の中国の現代美術において、2000年が大きなターニングポイントであったこと、その台風の目であったファックオフ展について、中国現代美術史と政府の対応の概要をお話しいただきました。
大変興味深いご研究について、少人数で伺う贅沢な時間を過ごすことができました。中国政府の検閲との闘いの中にあるアートというものを深く知ることができました。アーティスト側の過激さと、屈しないたくましさとに励まされる思いで、とても面白かったです。